2000GTVを購入して、約12年あまり・・・推定走行距離40000km・・・。
2003年度ARC(アルファロメオチャレンジ)九州シリーズ全3戦エントリー後
いよいよ、禁断のハンドラの箱を開くときがやってきました。
あくまでも私が行ったことに対するレポートであるため、ジュリアをチューニング
することを推奨するためのマニュアルになるとは思っておりません。
ジュリアエンジンについてより深く理解して頂く手段として、
当HPを参考にされる程度と望んでいます。
よって未熟な私の作業により、不明確、もしくは間違った作業
があったとして、この作業を元に行動されたトラブル等については
責任負えません。そのようなことがなるべく無いように
気をつけたいと思っています。
個人の知識経験技術を基に作業される上で、このコーナーが
少しでもお役に立てるなら、アルファ馬鹿としては本望です。
1 プロローグ・・・ 2000GTVエンジン構造
2 ちょっと、隙間が気になって・・・
3 レストア前のパワーチェック(シャシーダイナモ編)
4 寸前のコンプレッションテスト
5 エンジンの取り外し
6 補器類取り外しと、SSTと1番圧縮上死点
7 カムプロフィール測定及び図面作成考察
8 エンジン分解と現状把握 1
9 エンジン分解と現状把握 2
10 分解行程と、クリアランス測定 1
11 分解行程と、クリアランス測定 2
12 全測定データ公開 及び、注文リスト作成
13 エンジン洗浄、燃焼室容積測定
14 ヘッドバルブガイド抜き打ち・シートリング作製、入替(外注)
15 ヘッド側鋳砂落とし、水穴・燃焼室加工
16 シリンダーブロック鋳砂落とし、水穴加工及び研磨
17 吸気、排気ポート測定及び、形状確認
18 排気ポート研磨
19 吸気ポート研磨
20 ピストン加工(重量合わせ)及びバルブ研磨
21 コンロッド軽量及び研磨(重量合わせ)
22 バルブガイド加工、挿入、シートリング(セット長、カット含む)
23 バルブ摺り合わせ・燃焼室加工研磨
24 オイルポンプOH加工及び強化
25 オルタネーターとスターターのOH
26 クランクシャフトダイナミックバランス
27 腰下仮組、燃焼室容積測定及び研磨、面研量 確定
28 ヘッド面研・燃焼室容積測定、圧縮比 確定
29 ヘッド組立、スプリング測定及びタペットクリアランス調整
30 クランクプーリー加工・ヘッド合体、バルブリセス確認
31 カム測定、腰下本組付け
32 再調整及びバルタイ、リセス確認(キャブOH)
33 エンジン本組立(補器類共)
34 ボディ側エンジンルーム洗浄、再塗装
35 エンジン車載取り付け
36 始動!点火時期調整及び1次慣らし走行・組付け時のコンプレッション等
37 バルタイ調整、ロータースクリュー交換、慣らし走行(オイル交換)
38 エアーインテーク&エアーインダクションボックス作製
39 3次慣らし走行、バルタイ調整及びシャシーダイナモ測定
40 エンジンレストアを終えて・・・エピローグ ※このページだけサウンドあり