第12回目のテーマは ジュリアの車検ってどれくらい掛かるの?
一般的、外車の車検は高いとかってイメージがありますがそんなことは、ありません。 |
品名及び整備内容 | 数量 | 単価 | 金額 | 補足番号 |
自賠責保険24ヶ月 | 1 | 27,630 | 27,630 | |
重量税 | 1 | 37,800 | 37,800 | |
検査手数料 | 1 | 1,400 | 1,400 | |
テスター使用料 | 1 | 630 | 630 | |
小計 | A | 67,460 | ||
基本点検、整備 | 2.6 | 6,000 | 15,600 | |
保安確認検査 | 1.5 | 6,000 | 9,000 | |
小計 | 24,600 | |||
消費税 | 1,230 | |||
合計 | B | 25,830 | ||
不良箇所の追加整備 | ||||
プロペラシャフト ユニバーサルジョイント交換 |
1.9 | 6,000 | 11,400 | 1 |
右テールランプアース不良 | 1 | 2,000 | 2,000 | 2 |
マフラー溶接 | 1 | 5,000 | 5,000 | 3 |
ガソリン(ハイオク) | 10 | 114 | 1,140 | |
小計 | 19,540 | |||
消費税 | 977 | |||
合計 | C | 20,517 | ||
合計A+B+C | 113,807 | 車検総額 |
補足番号 | 説 明 |
1 | 車検の時は、ラインに通しますが、その時下周りの検査官がいます。そして、熊本の陸運局(必ず、どこでも同じようにやるとは限りません。)では、エンジン下、クラッチ下、ミッション。プロペラシャフト。ドライブシャフトなど駆動系を叩いたり、回してみたり、揺すってみたりして、「ガタ」がないか?液漏れが無いか?を検査します。その検査で落ちるであろうと思われる項目で、今回、プロペラシャフトがあがりました。スプラインのガタはないのですが、ユニバーサルジョイント自体にガタが結構あり、乗っている時も「ガコ」っという音がしたりしていました。その部分の交換費用が発生しました。 |
2 | 1人でテールランプがちゃんと付いているかどうか?などってなかなかチェックしませんよね。ガラス張りの所でチェックしたりすればよいのでしょうけど。今回は、リアの右ストップランプとバックランプのアースが充分に取れていなかったようで、その整備代が発生しています。 |
3 |
フロントタイコの部分の付け根から、排気漏れが見つかったようで、この部分の溶接をしてもらいました。脱着工賃を含んでいます。 |
総評; AとBだけなら、93,290円ということで、まったく整備する必要がない場合は、これだけになります。 エンジンの排気量により、税金は異なります。 ただし、まったく整備する必要がないってことは、ほとんどありえませんよね。 私の場合は、液類(エンジンオイル、ミッションオイル、デフオイル、ステアリングオイル、) など自分で交換しています。この分のオイル代や交換工賃が普通なら追加されると思います。 通常、ふだんからある程度整備されている場合は、10万から13万で収まるというくらいに 思ってもらっていいと思います。 ディーラーで車検を受ける場合は、約倍くらい掛かってしまうと思います。 特に普段自分で整備をしない場合は、15万〜18万ぐらいは掛かるかも。(場所によります。) 私が、一番報告したかったことは、ここからです。 陸運局で車検を通す場合に、どの状態で車検したか!!!ってことです。 ●初期登録時は、バンパー付きでしたが、今回は、付けませんでした。 OKでした! ●キャブレターの純正エアーフィルターは、エアファンネルとスポンジをかぶせるのみでOKでした。 ●運転席のバケットシートは、シートの裏打ちが無い物でしたが、自分で裏側にビニール皮を 接着してバケットシートのままでOKでした。 ●私の2000GTVは丸目4灯式ですが、内側のライトを外したまま、エアダクトとして金網に 変更していました。OKでした。 これは、元々伊藤忠時代、正規として、内側のライトは フォグランプとして使用するのみでしたので、ジュリアは、2灯式なのです。そのため外側ライトで ハイとローのランプ切り替えができるので金網でも問題なかったのです。 ●室内の床は、すべて剥がしていましたが、OKでした。ただし、助手席や後部座席は設置しています。 これは、乗車定員が5名ですので、必ず座席は設置していないといけません。 また、ドアの内張などは、軽量のダンパネに変更していましたがOKでした。 ●車高の最低地上高は、普段は、7cmですが、車検では、11cmに上げましたのでOKでした。 ●フロントガラスにハチマキ(カッティングシート)をしていましたが、これは剥がしました。 しかし、リアガラスのカッティングシートは、そのままでOKでした。 ●マフラーは、すべて純正品に戻して、排気ガス検査をクリアーしました。 タイコ無しの場合は、まず、検査は合格できません。 今回は、たまたまこれでOKだったかもしれません。また、各県の陸運局車検検査場により 微妙に検査員の着目視点や基準が違うようでもあります。 ですから、このHPでOKと言っても、トラブルに対する責任は負いかねます。ご了承ください。 あくまでも参考になればと思い掲載しております。 |