第12回目のテーマは 軽量化第2弾!バネ下荷重の軽量は効果絶大!?


前回の、軽量化は、バネ上の部分での軽量化でしたが、今回は、バネ下荷重について。
バネ下ということは、コイルスプリングから下のサスペンション部分を言います。
サスアーム類、タイヤ、ホイール、ブレーキ関係、とにかくサスペンション全体を指します。

この場所の軽量化は、一説には、バネ下1kgの軽量は、バネ上10kgの軽量に等しい!

という、魅惑的な言葉に惹かれつつ、今回は、ホイールの軽量化です。
実際に、バネ上の10kgの軽量だと信じているわけではありません。(笑)
そういうことを言っている人がいるってだけで、直接この言葉を信じているわけではないですよ!
ただ単に、タイヤとホイールを交換しただけのことですが、ここでは、重量差がどれだけ出るのか?
それについて、レポートします!


これは、今まで普段に装着していた標準のセットです。アルミホイールとのセットという意味では、普通の重さだと思います。このタイヤが○年前の物なのでゴム自体が硬化して来ていたので、今回レース用のタイヤと同時期にノーマルセットも変更することにしました。

このホイールは、希少品ですので、末永く取って置こうと思います。

重量は、15.6kgでした。
これは、2003年のARC(アルファロメオチャレンジ)の2戦目までに装着していたセットです。見た目でこれまで憧れてきたGTAレプリカホイールを購入して、ダンロップのSタイヤを装着してレースに出ていました。重量だけを比較すると、ノーマルの時よりも重たくして走っていたことになりますね!そこまでして、見た目を重視していたのか??私は!!!(笑)タイヤは、レースでは有名なダンロップのD01Jです!
このタイヤが今回、普段の足としてセレクトしたタイヤです。ダンロップの2003年の新商品!ディレッツァ DZ101というものです!

新たに、DRSUという規格を採用したもの。詳しくは、ダンロップHPにて。このタイヤがほしくて、195−60−R14のサイズから、185−60−R14にサイズを落としてでも、セレクトしてしまいました。(笑)

このタイヤは単体での重さは、8kgです。
このタイヤに上のGTAレプリカホイールを装着して普段の足として使用します。

GTAレプリカホイールの単体の重さは、8kgです。
そして、これが今回の主役です!
アウトパルコさんから、発売しているGTAmタイプの軽量アルミホイールです!詳しい写真は、アウトパルコさんのHPよりご覧ください!
すごいことに、15インチの7Jホイールで重さが4.6kgしかないのです!。今回14インチから15インチのアップしたことにより、走行性能が増すほか、バネ下荷重の低減の主役と言っても過言ではありません!
このホイールに下のタイヤが装着されます!
ぜひ、装着して見たくてカタログとにらめっこしていたタイヤです!これも2003年の新商品です。これまでのD01JのSタイヤの進化版として発表されたディレッツァ02Gというものです!。インサイド、アウトサイドの指定のみですので、ホイールを装着してしまえば、左右対称のパターンでどこにでも付けられます。

コンパウンドは、H1をセレクトしました。

普段乗用時の設定タイヤとホイール
これまでの設定 新たな設定
タイヤ ホイール タイヤ ホイール
ミシュランMXV3A
185−65−R14
FPSホイール
(当時の純正オプション
ディレッツァDZ101
185−60−R14
GTAレプリカホイール
14インチ
単体データなし 単体データなし 単体 8kg 単体 8kg
合計重量  15.6kg 合計重量  16.0kg
レース用設定のタイヤとホイール
これまでの設定 新たな設定
タイヤ ホイール タイヤ ホイール
ダンロップ D01J
195−60−R14
GTAレプリカホイール
14インチ
ディレッツァ02G
195−55−R15
アウトパルコGTAm
タイプホイール15インチ
単体 8.2kg 単体 8kg 単体 8.4kg 単体 4.6kg
合計重量  16.2kg 合計重量  13.0kg

ディレッツァDZ101と02Gの外径と幅の比較

種別データ 外径
ディレッツァDZ101
185−60−R14
579 191
ディレッツァ 02G
195−55−R15
594 199


総評;

今回の変更により、普段の足として使用するセレクトは、0.6kg重くなることになります。
0.6×4本分=2.4kg増量。これをバネ上荷重で換算すると、24kgになります。

しかし、レース仕様のセレクトでは、15インチホイール選択の上、逆に3.2kg
の減量になりました!!!!

ってことは、3.2×4本分=12.8kgのバネ下重量を減量したことになります!

なんと、それをバネ上荷重として、比較すると・・・・128kgの減量になります!

128キロ!!!本当の話でしょうか。。。このたとえは、信じれるのか????

それを、証明するには、ARC第3戦での走行比較しかありませんね!

※本当に128kg減量だと、言っているわけではありません。(笑)

軽いに超したことはない。ってことで口実を作りたかっただけかも。(笑)

気持ちの問題ですから・・・。