第4回目のテーマは   デュエットスパイダーの駆動系OH編!


 今回は次男の愛車です。スパイダーデュエットの駆動系オーバーホールを紹介します。
以前、私と同じように、ミッションのOHを依頼しました。岐阜のショップ
篠田レーシングショップです。ミッションだけはOHしていましたので
今回のメインはクラッチとデファレンシャルです。
少し気になるジャダーが聞こえるようでしたので、早めにOHする決意にいたりました。
ところが、開けてみると・・・全然早めではなかったのです。
やってよかったという結果になりました。

今回は、脱着の写真は特にありません。
脱着については第2回目のバックナンバーを参考にしてくだい。


デフとドライブシャフト一体でとりはずしたところです。 状況を把握するために分解に入ります。 なお、分解の工程などは前回、2000GTVの時にお話していますので今回は省略しています。
エンジンオイルとミッションオイルは車検の時や定期的な交換をしてたようですが、デフについては、ずっとオイル交換をしていなかったという、杜撰な結果がそのまま出てしまいました。次男のオイル管理をもっとしっかりしないといけませんね。
工程的には以前の2000GTVと同じです。これは、ミッドギアとリングギアのバックラッシュのチェックをしてるところです。前期モデルでは0.15〜0.23mm。後期モデルでは0.05〜0.10mmが基準値です。バックラッシュを調整するには、ベアリングアウターケースとセンタケース間のシムの厚さを換えて行う。
プロペラシャフト前後のクロスジョイントは錆びてこんな状態でした。保管場所や状態が悪かったのも原因です。
後部フランジが、たたかれた為に変形してフランジ面に飛び出していた。こういった作業には、銅ハンマーのような柔らかい材質の工具で衝撃を与えることが肝心です。   
上の写真のようにフランジ面が膨れていたのを研磨修正で面出しをしておきました。
デュエットについてた純正クラッチキットです。
これが今回の篠田レーシングのクラッチキットのクラッチカバーです。
クロモリ製フライホイール。リングギヤーはノーマルを使用。
BGholder:機械式のレリーズBG。表面の樹脂部が剥がれて一部が残っていただけです。
BGholder:kitのレリーズbgAssyです。ホルダーはノーマルを流用。
アダプターステイを装着。
レリーズ関係を組み付けたところです。
フライホイール、クラッチカバー、ディスク、リングギヤー4点の重量をノーマルと比較すると、4kgの軽量になっています。
パーツすべてが組み込まれ、ENGとミッションがドッキングされた状態。
SRS製クラッチASSYを組み付けたところです。
取り付け:DUETに取り付けたところです。
リアクション・トラニオンのラバーブッシュとプラスチックワッシャのある部分が欠落し、隙間が開いている。修理前。
分解して、パーツを並べたところ。
プラスチックワッシャを取り付けた状態。
すべて、パーツを装着したところ。
今回、別件ではあるのだが、コイルスプリングがジャッキアップ時に上部のうけ皿との間に隙間ができてしまっている。これでは、本来車検に合格はできない。この原因は車高を下げ、強化スプリングを入れたことによるものである。これでは、あぶないので以後交換を予定している。
また、今回リアセッションをジャッキアップ時に支える紐。リアアクスルフックベルトが断裂しているので今回新品に交換した。
ブレーキのキャリパーのピストンの固着が発見されて今回の修理といっしょにオーバーホールすることになった。
ピストンを抜き出したところ。中がサビている。こうなる前にOHすることを心がけたい。
交換前のペタルのずれ具合を示している物です。
クラッチペタルの付け根にあるゴム製ストッパーが潰れて
クラッチペタルがブレーキペタルよりも手前に来ている。
上の写真のブッシュの拡大写真です。
つぶれて変形しているのがわかります。
右が変形した純正パーツ、
左は色は違いますが、SRS製の樹脂製パーツです。
これは、樹脂製のストッパー(青色)に交換したところです。
シフトレバーブーツ
左が古いもので、今回交換したのが右のもの。

今回の修理については、レポート的になってしまいました。
もっと、詳しく細かくアドバイスできればと思いましたが、
自分で修理したわけではないので写真による解説だけになったことを
お詫びします。次回もお楽しみに!

今回の修理にかかった費用
種類 金額 備考
軽量クラッチ
キット代
94,000円 このセットで不快なジャダーからは、解放されますし、軽量フライホイールによりレスポンスの向上も見込めます。

篠田レーシングの提案
ノーマルパーツの加工代 10,000円
ミッションの
脱着
32,000円
クラッチ、フライホイールの
脱着
3,000円
小計 13,9000円
デフピニオン
B/G
フロント 10,300円
リア    8,300円
デフ サイド 9,800×2=19,600円
ミッドシール 2,900円
ロアーガスケット 900円
ギアオイル 80W−90  3.5リットル
5,250円
ペンズオイル
トラニオン脱着OH 25,000円
トラニオンブッシュ 4,800×2=9,600円
トラニオンブッシュケース 9,800×2=19,600円
トラニオンスペーサー 2,100×2=4,200円
リアアクスルフックベルト 8,000×2=16,000円
リアアクスルフックベルト交換 5,000×2=10,000円
バッテリー 12,000円
プロペラシャフトクロスジョイントB/G 8,900円×2=17,800円
プロペラシャフトクロスジョイント
B/G交換
4,000×2=8,000円
小計 169,450円
リアディスクパット セットで5,800円
リアキャリパー
OHキット
5,900×2=11,800円
シフトレバーブーツ 2,900円 (小)
アライメント調整 25,000円 前輪
小計 45,500円
合計 353,950円
今回の部品代、及び工賃を除く経費として車を熊本県から岐阜県まで陸送した運賃については別途、かかることになります。
熊本県〜岐阜県までの運賃(日産陸送)往復で130,000円
353,950円+130,000円=483,950円



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